マネー・税金2026-06-15 公開•読了時間: 5 分
確定申告ガイド:日本の確定申告の手順と必要書類
毎年2月〜3月に行われる確定申告。会社員の年末調整との違いや、申告が必要な対象者、提出手順、e-Taxの利用方法について解説します。
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日本では毎年2月中旬から3月中旬にかけて、確定申告の時期を迎えます。外国人住民にとって、自分が確定申告を行う必要があるのか、それとも勤務先が行う年末調整だけで完結するのか、判断に迷うことが多いでしょう。
「年末調整」と「確定申告」の違い
日本の多くの給与所得者(会社員)は、個人で確定申告をする必要がありません。会社が毎年12月に「年末調整」を行い、生命保険料控除や住宅ローン控除などの申告書に基づいて税額を再計算・清算してくれるためです。
ただし、以下のいずれかの条件に該当する場合は、個人で確定申告を行う必要があります。
- 給与の年間収入金額が2,000万円を超える場合
- 副業所得(フリーランス業務、投資、不動産賃貸など)が年間20万円を超える場合
- 2社以上から給与を受け取っている場合
- 年末調整が完了する前に退職し、年内に再就職しなかった場合
税金還付を受けるために確定申告が必要なケース
義務ではなくても、自分で確定申告(還付申告)を行うことで、払いすぎた税金の還付を受けられる場合があります。年末調整では申請できず、確定申告が必要な主な控除は以下の通りです。
- 医療費控除: 世帯全員の年間医療費の自己負担額が10万円(所得によってはそれ以下)を超えた場合、超過分が所得から控除されます。
- 住宅ローン控除の1年目: 住宅を購入して最初の年は、年末調整ではなく確定申告を通じて住宅ローン控除を申請する必要があります(2年目以降は会社で申請できます)。
- ふるさと納税: ワンストップ特例制度を利用しなかった場合、または寄付先の自治体が5つを超えた場合は、確定申告での申告が必要です。
マイナンバーカードをお持ちの場合は、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」からスマホで作成し、e-Taxでオンライン提出するのが最も便利です。源泉徴収票をカメラで読み取る機能もあります。